[ベルリン 19日 ロイター] - ドイツ経済研究所は、原材料の供給網(サプライチェーン)のボトルネックが原因で独経済は新型コロナウイルス危機から急回復できない可能性があるとの分析を示し、経済部門の3分の2で供給制約が生じていると指摘した。独経済紙ハンデルスブラットが19日、報じた。
同研究所の調査報告書によると、業界団体の4割が短期的に供給の深刻な混乱が生じているとし、3割強が多少の混乱に直面していると回答した。
深刻と回答したのは自動車、プラスチック、繊維、革製品、建設といった業界で、半導体や建設用木材などの供給に問題が生じているという。
同研究所は、新型コロナウイルスワクチン接種の早い進展は、需要の急拡大につながる可能性が高いため、結果的に供給問題を浮き彫りにするかもしれないと指摘した。
供給のボトルネックは「景気回復を遅れさせる可能性がある」とした。
からの記事と詳細 ( 独経済、供給のボトルネックで回復遅れる可能性─研究所=独紙 - ロイター (Reuters Japan) )
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