米ホームセンター運営大手ホーム・デポの第1四半期(5月2日終了)は、市場予想を上回る好決算となった。この猛烈なペースでの成長も、追加経済対策による直接給付金の効果が薄れれば鈍化するとの懸念から、市場では慎重な見方が広がっている。
同社の18日発表によれば、第1四半期の米既存店売上高は29.9%増。ブルームバーグがまとめた市場予想の平均(22.1%増)を上回った。顧客の購入回数と平均単価の両方が増えた。
ホーム・デポ:1Q既存店売上高、市場予想上回る:スナップショット
ホーム・デポは追加経済対策での直接給付金の効果について、これまで具体的に言及していなかった。経営陣らは18日、直近の給付金が3月と4月の売上高増に「恐らく」寄与したと考えられると説明。グローバル・データのマネジングディレクター、ニール・ソーンダース氏は今後のホーム・デポ業績について、追加対策の効果がなくなり、消費者が自宅外での活動を増やし始めるとともに、比較の面で非常に厳しくなるとの見方を示した。
ソーンダース氏は電子メールで配布したリポートで、「これだけ前向きな要素が多いものの、ホーム・デポにとっては少なくとも成長という面で第1四半期が頂点だと考えられる」と分析した。
原題: Home Depot Beats, Fueled by Stimulus Funds That Won’t Last (2)(抜粋)
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