財政制度等審議会（財務相の諮問機関）は1日、財政制度分科会で2021年度予算編成に関する議論を本格的に始めた。 12月の予算案では、歳出抑制と新型コロナウイルス対策の両立が主要な論点となる。 各省庁の概算要求総額は105兆円超と過去最大に達する見通し。麻生太郎財務相は会議の席上、新型コロナへの対応について「万全を期していかねばならない」と表明。その上で、21年度の予算編成では社会のデジタル化を重視する考えを示し、「効果があるものに的を絞り、重点化させる」と語った。 財務省は概算要求に際し、新型コロナ対策の費用は別枠扱いとし、上限を設定しなかった。感染収束が見通せないことから、柔軟に予算編成を進める狙いがある。このため、各省庁からは金額を示さない「事項要求」が相次ぎ、歳出の膨張が懸念されている。
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October 01, 2020 at 02:34PM
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コロナ対策と両立課題 21年度予算、議論本格化 財政審（時事通信） - Yahoo!ニュース
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