中国経済は5月も新型コロナウイルス感染拡大による低迷から持ち直したが、緩慢なペースにとどまった。最も早く入手可能な指標に基づき評価したもので、企業景況感は改善したものの、世界経済の厳しい先行き見通しが重しとなった。
外需は低迷している。中国政府が打ち出した刺激策のプランは小幅にとどまったこともあり、先週の金融市場の反応はさえなかった。
スタンダードチャータードによると、中小企業景況感指数は5月に改善。生産や新規受注が上昇した。4月の工業生産は前年同月比で 増加する一方、消費と輸入は減少が続いた。世界最大の貿易立国である中国が成長源として輸出に大きく依存する中で、こうした要因がどのように展開するのかが鍵を握る。
スタンダードチャータードの申嵐、丁爽両エコノミストはリポートで、「生産主導の持ち直しが続き、内需は勢いを増した」と分析。設備稼働率の上昇が続いており、生産拡大が続くかどうかは内需回復の力強さにかかっているとしながらも、外需はなお振るわず、拡大期待が抑えられていると説明した。
4月の輸出は 予想外の増加となったが、感染拡大前の受注消化の遅れを取り戻す製造業の動きが理由だった可能性があるとブルームバーグ・エコノミクスの曲天石氏は指摘する。
曲氏は今月のリポートで、「中国の貿易は軟調が続く公算が大きいが、今後数カ月で幾分の改善は見られるかもしれない」としつつ、「コロナ前の水準への早期回復の可能性は低い」と見込んだ。
原題:
China’s Economy Is Inching Out of Virus Slump, Early Data Show(抜粋)
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May 27, 2020 at 07:54AM
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中国経済、新型コロナ低迷から回復もペースは緩慢-早期データが示唆 - ブルームバーグ
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