眞子さまの「小室問題」が明らかになって以降、秋篠宮家の世間からの風当たりは強まるばかり。佳子さまに対しても例外ではなく、今年3月の「姉の一個人としての希望がかなう形に」とのご回答がネット上で炎上したほか、7月には公的ご活動の少なさについての質問も記者から飛んだ。つい先日も、関東大震災などの犠牲者慰霊法要で、逸脱した作法ではないながら、“手袋焼香”をされたことに、やはり厳しい批判の声があがっている。
そんな逆風下での、欧州ご訪問。オーストリアの記念レセプションでご挨拶されるほか、ハンガリーの夕食会でもスピーチをされる予定となっている。このスケジュールについて「全体を通じて余裕のあるご日程です」と指摘するのは宮内庁担当記者だ。
「7月にペルー、ボリビア両国を訪問された眞子さまと比べても一目瞭然。慌ただしくご移動を繰り返された眞子さまは、およそ10回もスピーチに臨むなどタイトなスケジュールでした。ですが今回の佳子さまは、日程通りに進めば、わずか2回しかご挨拶の機会がないのです」
新聞・テレビでは詳しく報じられていない現地でのスケジュールはどうなっているのか。たとえばオーストリアでは、
「王宮にある『シシィ博物館』や『シェーンブルン宮殿』『ベルヴェデーレ宮殿』など、ハプスブルク家ゆかりの各所をご視察、そして公園ご散策や『美術史美術館』へのご訪問などが予定されています」
ハンガリーに入られてからも、世界的な磁器ブランド「ヘレンド」の工房ほか、「リスト音楽院」や「マーチャーシュ教会」を見学……と、芸術の秋を満喫されることになる。
皇室ジャーナリストの山下晋司氏は、
「秋篠宮家に対する批判的な意見もある中、観光地のような場所へのご訪問ばかりが目立つと、国民に一層のマイナスイメージを与えかねません。過密だと思われるくらいの日程の方が、内親王殿下のためにもよかったと思います」
9月18日発売の週刊新潮では、秋篠宮さまに囁かれる周囲との“不協和音”と併せ報じている。
「週刊新潮」2019年9月26日号 掲載
新潮社
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2019-09-17 08:12:37Z
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