(台北 18日 中央社)中米ニカラグアのタピア駐台大使は17日、台北市内で開かれた中米各国の独立198周年記念式典で、「台湾は決して孤独ではない。われわれはあなた方と共にあります。そして世界の多くの国が同じ気持ちを共有していると確信しています」と中国の圧力に直面する台湾への支持を表明した。
中華民国(台湾)は16日、南太平洋のソロモン諸島が中国との国交樹立を決めたのを受け、ソロモンと即日断交した。蔡英文政権が2016年5月に発足して以降、中国の圧力を背景に6カ国と断交し、台湾と外交関係を結ぶ国は16カ国になった。
この日の式典には、台湾と国交があるニカラグア、グアテマラの両駐台大使、ホンジュラスの臨時代理大使のほか、蔡総統、呉ショウ燮外交部長(外相)らが出席した。(ショウ=金へんにりっとう)
タピア氏はあいさつの終盤にアドリブで、台湾にエールを送った。タピア氏の発言に、会場では大きな歓声と拍手が上がった。
蔡総統は、国交国が台湾の国際参加を支持するために国際社会で身を投げだしてくれていることに感謝を示した。
(顧セン/編集:名切千絵)
2019-09-18 06:34:00Z
http://japan.cna.com.tw/news/apol/201909180005.aspx
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