岡山県内の美作市の大原小、西粟倉村の西粟倉小児童と津山市の津山東高生が協力してレシピを考案した「あまごのキーマカレー」をアレンジしたカレーライスが13日、大阪経済大(大阪市)の学生食堂にお目見えした。美作市特産のもち麦を使用した特別メニューで、学生らに美作地域の魅力をアピールしている。
オリジナルのレシピは同大の地方創生サークルが5月、同村で開いた「もち麦料理コンテスト」で優勝。ひき肉入りカレーにアマゴのフライ、千両ナス、アスパラ、パプリカをのせ、ご飯はもち麦を加えた五穀米を使う。
学食での名前は「岡山県美作市産もち麦健康カレー」。食材に生魚が使えないことやコスト面からトッピングのフライを白身魚に、ひき肉入りカレーを普段のルーに変更したが、ご飯は十五穀米に同市産のもち麦を加え、赤と黄色のパプリカ、ナスを使用。1日40食限定で17日まで提供する。1食500円。
手作りのポスターで、もち麦には食物繊維が多いことなどをPR。学生からは「もち麦のプチプチした食感が楽しい」「ボリュームがありうれしい」と人気を集めている。
同村出身でサークル代表の同大4年宮本瑠士さん(23)は「コンテストを含めた一連の活動を通し、大学内で美作地域の知名度向上を実感できた。卒業後も地方創生に携わりたい」と話した。
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