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Wednesday, December 1, 2021

OECD ことしの世界の経済成長率予測 5.6%に下方修正 - NHK NEWS WEB

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OECDが1日公表した最新の経済見通しによりますと、ことしの世界全体の経済成長率は5.6%と、前回9月時点の予測に比べて0.1ポイント下方修正されました。

コロナ禍からの回復が続いている一方、エネルギー価格の高騰や世界的なサプライチェーン=供給網の混乱が影響しているとしています。

また、来年の成長率は4.5%と、これまでの見通しを維持しました。

そのうえで、ワクチンの接種率の格差が地域による経済回復の不均衡を招いていて、接種率の低い低所得国が回復から取り残される可能性があるとし、ワクチンの迅速な供給が必要だと指摘しています。

国別にみると、日本は、緊急事態宣言の長期化の影響でことしの成長率が1.8%と前回より0.7ポイント下方修正されましたが、来年は3.4%と、逆に1.3ポイント上方修正されました。

アメリカは、ことしが5.6%、来年が3.7%。

中国はことしが8.1%、来年が5.1%となっています。

OECDのコーマン事務総長は「変異ウイルスのオミクロン株の出現にみられるように、不確定要素は経済の回復を大きく脅かしている。世界中でワクチン接種プログラムを大幅に強化する必要がある」としています。

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