政府は26日発表した5月の月例経済報告で、国内景気の総括判断を「持ち直しの動きが続いているものの、一部で弱さが増している」とし、3か月ぶりに下方修正した。前月まで「一部に弱さがみられる」としていたが、3回目の緊急事態宣言の影響で個人消費が落ち込んでいるため、微修正した。
個人消費は「このところサービス支出を中心に弱い動きとなっている」とし、3か月ぶりに下方修正した。飲食店や大型商業施設などで休業や営業時間の短縮が相次ぎ、来客が減っていることを踏まえた。
企業の景況感を示す業況判断も4か月ぶりに引き下げ、「持ち直しの動きに足踏みがみられる」とした。非製造業を中心に、景気の現状や先行きへの懸念が強まっている。
設備投資は製造業を中心に底堅いとみて「持ち直している」との判断を据え置いた。輸出も海外経済の復調で改善傾向にあるため、「緩やかな増加が続いている」との判断を維持した。
海外経済については「依然として厳しい状況にあるが、持ち直している」との総括判断を据え置いた。米国や中国などで回復が続いており、ワクチン接種が進む英国も持ち直しつつある。
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