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Tuesday, December 22, 2020

OLCや三菱UFJに注目(先読み株式相場) - 日本経済新聞

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23日の東京株式市場で日経平均株価は一進一退か。前日の米株式市場でハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が最高値を更新したため、東京市場でも半導体関連などの買い戻しを誘いそうだ。日経平均は前日に278円安と最近としては大きく下落しただけに、押し目買いの好機とみる投資家が少なくないだろう。一方、新型コロナウイルスの変異種などが警戒されている。日経平均は下値が2万6400円近辺で底堅く、上値は2万6600円程度との予想が市場では出ていた。

22日の米株式市場で米ダウ工業株30種平均は反落し、200ドル安の3万0015ドルで終えた。米議会が21日に9000億ドル規模の追加経済対策を可決したのを受け、目先の材料が出尽くしたとみた利益確定売りが優勢だった。英国での新型コロナ変異種のまん延も心理的な重荷だった。

金融や、原油価格の下落を受けた石油関連の下落が目立った。半面、アップルが3%高となるなどハイテク株には買いが入り、ナスダック総合株価指数は最高値を更新した。東京市場では景気敏感株よりもハイテク株が有利な展開が予想される。

日本時間23日早朝の大阪取引所の夜間取引で日経平均先物は上昇した。2021年3月物は前日の清算値と比べ170円高い2万6510円で終えた。

個別ではオリエンタルランド(4661、OLC)に注目だ。運営する東京ディズニーリゾート(TDR)で2021年3月からチケットの変動価格制を導入すると発表した。市場では収益性の改善につながると評価する向きがある。三菱UFJフィナンシャル・グループにも関心が集まる。傘下の三菱UFJ銀行の頭取に同行の取締役常務執行役員の半沢淳一氏が昇格する人事を固めたと日本経済新聞電子版が伝えた。

国内では日銀金融政策決定会合の議事要旨(10月28~29日開催分)が寄り付き前に公表される。新規株式公開(IPO)では東証マザーズに交換できるくん(7695)、ENECHANGEが上場する。IPOラッシュが続くなか、既存のマザーズ主力銘柄には売りが出てマザーズ指数は前日に約3カ月ぶりの安値を付けた。米国では11月の米個人所得・個人消費支出(PCE)などの発表がある。

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