【ニューヨーク=共同】米大リーグ機構(MLB)が29日、ドラフト会議を6月10、11日に開催すると発表した。従来は40巡目までだった指名が新型コロナウイルス感染拡大の影響で各球団が財政難となり、5巡目までに縮小される。1日目に1巡目、2日目に残りの指名が行われる。
大リーグ公式サイトは有力選手を特集した。アリゾナ州立大の一塁手トーケルソンを「打撃の総合力はドラフト候補で最も優れている」と評価。バンダービルト大の外野手兼三塁手マーティン、テキサス農工大の左腕レイシーも上位候補に挙がった。
会議は当初、大学王者を決める「カレッジ・ワールドシリーズ」の舞台、ネブラスカ州オマハで開かれ、有力選手や球団関係者が一堂に会して華々しいイベントになるはずだった。だが感染拡大で大会が中止となったため、昨年までと同じニュージャージー州にあるメジャー専門局MLBネットワークのスタジオが会場となる。
プロフットボールNFLは4月にオンラインでドラフト会議を実施し、多くの人がテレビで楽しんだ。今回はMLBネットワークのほか、スポーツ専門局ESPNも放送予定で、ほとんどのスポーツが中断や延期となっている中、例年以上の注目を集めそうだ。
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May 30, 2020 at 03:44PM
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大リーグ、ドラフトは6月10・11日 財政難で5巡目までに縮小 - 日本経済新聞
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