2021年10月31日15時49分
【北京時事】中国国家統計局が31日発表した10月の製造業購買担当者景況指数(PMI)は49.2と、前月から0.4ポイント低下した。好不況を判断する節目の50を2カ月連続で割り込んだ。世界経済の回復をけん引してきた中国景気の減速が鮮明となっており、日本経済にも影響しそうだ。
低下は7カ月連続。統計局は「電力不足や原材料価格の高止まりが影響した」と説明した。不動産開発大手の中国恒大集団が直面している経営危機、新型コロナウイルスの感染再拡大も景気の足かせとなっている。
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