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Thursday, July 30, 2020

サムスン、半導体営業益6割増 サーバー堅調 - 日本経済新聞

サムスン電子は半導体事業の営業利益が全体の7割弱を占める(同社の半導体工場)

サムスン電子は半導体事業の営業利益が全体の7割弱を占める(同社の半導体工場)

【ソウル=細川幸太郎】韓国サムスン電子が30日発表した2020年4~6月期の半導体事業の営業利益は前年同期比60%増の5兆4300億ウォン(約4800億円)だった。データセンターの投資拡大がけん引し半導体メモリーの需要が増え、スマートフォン向けの落ち込みを補った。

サムスン全社の純利益は7%増の5兆5600億ウォンで、売上高は6%減の52兆9700億ウォンだった。営業利益は23%増の8兆1500億ウォンで、全社の営業利益の67%を半導体事業が稼ぎ出した。新型コロナウイルスの影響でスマホ事業を中心に販売減となったものの、堅調な半導体市況とマーケティング費用の削減、ウォン安で増益を確保した。

半導体事業の売上高は前年同期比13%増の18兆2300億ウォン。同事業の営業利益率は30%と1~3月期の23%から収益力が高まった。ビデオ会議や動画視聴の拡大で大容量のデータ通信が増えてデータセンターのサーバー増設が続いており、主要なメモリー製品の市況が4月、5月と堅調だった。メモリーで世界シェア4割を持つサムスンが恩恵を受けた。

売上高の4割を占める最大事業であるスマホの売上高は20%減の20兆7500億ウォン、営業利益は25%増の1兆9500億ウォンだった。新型コロナで欧米やインドといった主要市場の都市封鎖が直撃し販売台数が大幅に減った。ただコスト削減や為替差益、高価格モデルの販売増が寄与し増益となった。

ディスプレー事業の営業利益は60%減の3000億ウォンだった。スマホ市場の冷え込みでディスプレー販売が低迷したものの、主要顧客の米アップルから一定水準の調達量を満たさなかった場合に支払われる「違約金」(1兆ウォン規模)を特別利益として計上し黒字を確保した。サムスンは年内に液晶パネル事業から撤退する方針を示しており、ディスプレー事業の収益改善を急いでいる。

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