
厚生労働相の諮問機関の中央社会保険医療協議会(中医協)は十三日、脊髄性筋萎縮症(SMA)の遺伝子治療薬「ゾルゲンスマ」の保険適用を了承した。薬価は一億六千七百七万円で、国内最高額となる。ただ、日本の公的医療には患者の自己負担に上限を設ける「高額療養費制度」などがあるため、患者負担は低く抑えられる。二十日から保険適用される。 (藤川大樹)
「世界一高額な薬」と呼ばれるゾルゲンスマは米国で二億円を超える価格が付き、国内の薬価にも注目が集まっていた。高い治療効果が期待される一方、近年は医療技術の進歩で高額な新薬が次々と登場しており、医療保険財政への影響を懸念する声も上がる。
SMAは筋肉をコントロールする神経の動きが弱まり、徐々に筋力低下や筋萎縮が起きる希少疾患。特定の遺伝子の機能欠損が原因で、発症時期や病状によって四つの型に分かれる。生後半年までに発症する「I型」が最も重篤とされ、二歳までに患者の九割が死亡するか、人工呼吸器を生涯装着する必要がある。
ゾルゲンスマは製薬大手ノバルティスファーマが製造・販売し、二歳未満の乳幼児が対象。正常な遺伝子を静脈内に投与して遺伝子の機能欠損を補い、神経や筋肉の機能を高める効果がある。一回の投与で治療は終わる。対象患者数は年間二十五人程度で、販売額は四十二億円を見込む。
十三日の中医協の総会では、出席した委員から、価格に見合う治療効果があるかどうか、費用対効果を見極めるよう求める声が相次いだ。
ゾルゲンスマは既存のSMA治療薬「スピンラザ」を比較対象に、「類似薬効比較方式」で価格が算定された。総会で、日本医師会の松本吉郎常任理事はスピンラザについても「費用対効果(評価)の対象とすべきではないか」と指摘。全国健康保険協会の吉森俊和理事は「全症例を対象に使用成績に関する調査を実施してほしい。スピンラザも使用状況を把握する必要がある」と要望した。
"財政" - Google ニュース
May 14, 2020 at 05:53AM
https://ift.tt/3cwHolp
医療財政へ影響懸念 「ゾルゲンスマ」保険適用:社会(TOKYO Web) - 東京新聞
"財政" - Google ニュース
https://ift.tt/2Q3jzHP
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
No comments:
Post a Comment