京都市は２日、市財政の健全化に向けた方策を検討する、外部有識者による「持続可能な行財政審議会」の初会合を市内で開いた。将来の借金返済のために積み立てた基金を取り崩すほど厳しい財政運営が続く中、審議会は２０２１年３月を目途に歳入・歳出両面の改善策を検討し、再建の方向性を提示することを目指す。初会合では、固定資産税の上積みなど新たな財源を求める意見も上がった。
京都市は近年、恒常的に財源不足が続き、将来の市債返済のために積み立てている「公債償還基金」を毎年取り崩すなど、全国の自治体でも異例の運用を続けている。２０年度は過去最大の１１９億円を取り崩しており、このペースが続けば３４年度には同基金は枯渇し、市財政は危機的状況に陥る見通しだ。
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July 04, 2020 at 05:53AM
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京都市、行財政審議会が初会合 再建方針、来年３月にも ／京都 - 毎日新聞
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