政府の今年度の第2次補正予算案について、経団連の中西会長は8日の記者会見で新型コロナウイルスによる経済への影響に対応した内容だと評価する一方で「財政についてはどういう手が打てるのか考えるべきだ」と述べ、悪化する財政の対応について今後、議論すべきだとの考えを示しました。
この中で中西会長は、政府が8日国会に提出した今年度の第2次補正予算案について「100年に一度の危機と言われる状況の中、日本の経済システムを壊してはいけないという危機感をしっかり背負ったものだ」と述べ、新型コロナウイルスによる経済への影響に対応した内容だと評価しました。
そのうえで中西会長は「予算の執行にあたっては、むだのないように管理していくことが重要だ。財政については改めて課題をしっかり見つめて、どういう手を打てるかを考えていかなければいけない。そう簡単なことではないが、ここでやらないと、もっと大変なことになる」と述べ、悪化する財政について今後、どう対応するのか、新型コロナウイルス対策と並行して議論すべきだとの考えを示しました。
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June 08, 2020 at 04:08PM
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経団連会長 2次補正予算評価の一方 “財政も議論を” - NHK NEWS WEB
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