債券下落か、財政拡大警戒で欧米金利上昇ー利回り傾斜化との見方も - ブルームバーグ

債券相場は下落が予想されている。前日の海外市場で、新型コロナウイルス対策による財政支出拡大を警戒して欧米の長期金利が上昇した流れを引き継ぎ、売りが先行する見通し。利回り曲線はスティープ（傾斜）化するとの見方も出ている。

長期国債先物（６月物）	150円70銭台後半～151円50銭台前半か（前日151円75銭）
新発10年物国債（357回債）利回り	0.075％～0.145％程度か （前日0.05％）

　　先物夜間取引で６月物は、欧米金利上昇を受けて水準を切り下げ、一時151円00銭まで下落。結局は前日の日中終値比74銭安の151円01銭で引けた。

市場関係者の見方

東海東京証券の佐野一彦チーフ債券ストラテジスト

• 市場は益出しやキャッシュ化が先行
• 今日は円債もカーブがベアスティープ化しやすく、ファンダメンタルズの理解を超えた弱気相場は避けられないだろう
• 先物中心限月の予想レンジは150円76銭～151円52銭

海外市場の流れ

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March 19, 2020 at 05:14AM
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